2023/06/16(金) 20:00 0 5
一次予選1、2の2走はいずれも突っ張り先行で風を切ったが、ともに別線にまくられ着外に終わっていた。修正を施す一戦はやはりここも突っ張り先行。今や新山の代名詞とも言える、力のこもった積極策が今度は実を結び、押し切り勝ちを決めた。
しかもラインを固めた小松崎大地-渡部幸訓が2、3着に入ると4番手を固めた大森慶一も4着に続きラインで"ワンツースリーフォー"を決めたのだから気持ちがいい。
「大森さんが初手で前を取ってくれたし、突っ張ろうと決めていました。疲れがある中でも踏み切れたし自分の脚はいい。自分の先行ってラインがないと生きないし、今日のレースはうれしかったです」と、自分の一番自信のある戦法で挽回し頬を緩ませた。
5日目の準決10Rは守澤太志-成田和也に任された。菅田壱道率いる宮城トリオとは別線となったが戦う以上はガチンコ勝負。他派には北井佑季もおり手強いが、一歩も引くつもりはない。(netkeirin特派員)