2023/06/16(金) 17:00 0 16
脇本雄太が落ち着いたレース運びで白虎賞を制した。レースは後ろ攻めの伊藤颯馬が中団の犬伏湧也にフタをして、打鍾手前からスパート。前受けの脇本がこれを出すと、その上を犬伏がカマした。
結局、後方になった脇本だったが、好回転のまくりで前団をのみ込み危なげなく3連勝。傍から見れば快勝も、本人は険しい表情で優秀戦を振り返った。
「赤板で(切りに)来なかったので一旦自分で誘導を下ろして考えようと。いつも通り仕掛けたところから(一気に)行こうと思っていたので、(ジャンで伊藤がきたが)あれ以上ペースを上げられなかった。全く余裕がなかったし、(松浦のブロックが)体にあたっていたら止まっていたかもしれない。ハイピッチでキツいレースでした。(15日が休養日だったが)体は変わらず、ですね」(netkeirin特派員)