2023/06/15(木) 17:45 0 2
昨年までナショナルチームでしのぎを削った新山響平との対戦は、同型同士とあっていつもヒートアップする。最近では3月別府の「ウィナーズカップ(GII)」の二次予選で対戦し、新山が攻撃的突っ張り先行で松井を下した。
「新山さんとの対戦は前を取られるとほぼほぼ突っ張りだし、1回下げたらもう無いと思って中団に下げました」とこの日はむやみに泥仕合に持ち込むことなく冷静に中団をキメて仕掛け直した。
その際にマークしていた鈴木裕と連係を外してしまったのは痛恨だったが、余力を残し瞬く間に捲り切った。上がりタイムは10秒9と仕上がりも上々だ。
「直前に体調を崩したけどその中では良かった。まだ自転車の感触がパッとしないので上向くように。修正の余地はあります」と4日目の12R「青龍賞」へ向けて尻上りにコンディションを上げて行く。 (netkeirin特派員)