別線に警戒網を敷かれはるか後方へと置かれたが、10秒7の弾丸まくりで大外を突き抜けた。だがマークしていた南修二と神田紘輔は続くことができず着外に沈んだだけに表情は険しい。

「行けるタイミングがあればと思っていたけど、思った以上に合わなかった。バックからも無理やり仕掛けた感じ。結果だけなら連勝だけど内容は全然ダメだったです」と首を傾げた。

　それでも連勝を飾りポイントを「23」まで積み上げ、堂々と4日目の白虎賞進出を決めた。明日3日目はレースを走る事なく完全休養にあてられる。

「体は大丈夫だけど精神的な面で弱っている。今日のレースを反省し、3日目を休みきって調整したい」と心身ともにリフレッシュを図り、まだまだ続く長丁場に備える。(netkeirin特派員)