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【立川競輪】息のあった埼玉コンビ「決勝も全開で行く」

2021/05/28(金) 09:00 0 0

5月28日に立川競輪場で行われる「日刊スポーツ杯(FII)」。最終日のチャレンジ決勝の8Rに出場する小川辰徳選手と戸邉捺希選手に話を聞いた。

 埼玉の2人は準決勝でも連係した。打鐘4角から戸邉がドンピシャのスパート。番手の小川がピッタリ続くが、落合豊は離れて3番手には別線の菅田謙仁が入った。4角絶好の小川が、先踏みから迫った菅田に併せて番手から突き抜け。逃げた戸邉も何とか3着に粘り込み、結果待ちの末に優出が確定した。

結束力をアピールした埼玉連係の小川辰徳(左)と戸辺捺希(右)

 戸邉は「ラインで決めようと思って仕掛けた。3番手に菅田さんが入ったのが分かったので、それでちょっとペースを作る事ができず、それが最後にタレた原因ですかね」と話す。

 番手の小川は「戸邉君はベストの仕掛けをしてくれた。俺がもう少し車間を切って援護しないと。自分の技量の問題ですね。でも、3着に残ってくれてよかった」と笑顔だ。

 決勝の並びは鈴木玄人-晴山裕之-長正路樹菅田謙仁-青山佐知男戸邉捺希-小川辰徳となり、3対2対2の3分戦となった。

「自分は全開のスパートで行くだけ行く。小川さんに優勝してもらいます」と戸邉はキッパリ。小川も「脚は問題ないです。優勝すれば3月の小倉以来。前は戸邉君に任せて頑張るだけ」と話す。埼玉連係には注目して見ていて欲しい。(アオケイ・忍足記者)

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