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【未来の競輪スター候補】兄・秀之介を追って…松本秀之慎の夢は「兄弟でGI決勝」

2021/05/29(土) 19:45 0 3

netkeirinでは、5月11日に競輪選手養成所に入所した121期・122期の注目候補生を特集します。今回は松本秀之慎(18歳・熊本=121期)候補生の紹介です。(取材・netkeirin編集部)

歌舞伎俳優のような力強い眼差しが兄を思わせる、松本秀之慎(まつもと・ひでのしん)候補生。(提供:公財JKA)

 秀之慎さんは高校時代、自転車競技で晴れやかな成績を収めてきた。2019年のインターハイ「全日本トラック 男子ジュニア 1kmタイムトライアル」で優勝を遂げ、2020年の「JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会 男子ケイリン」でも優勝している。

 父は元選手の秀浩さん、兄は昨年8月にA級2班に特昇した秀之介選手(117期)。さらに、今年デビューした憲斗選手(119期)も親戚関係にあたる。

ーー競輪選手になろうと思ったきっかけはなんですか?

 親族に競輪選手が多い“競輪家系”というのもありますが、一番のきっかけは2歳上の兄のデビューです。

 大学進学も考えていたけれど、兄が競輪選手として走る姿を見て、高校卒業後すぐに競輪選手養成所に入ることを決心しました。

ーーお兄さんのレースが決め手になったんですね。自転車競技を始める前は、何かスポーツをしていましたか?

 小学4年から中学3年まで野球をやっていました。自転車競技は高校1年からはじめました。

ーー自転車に必須な足腰は野球で鍛えられたのかもしれませんね。秀之慎さんはどんな性格ですか?

 明るい方だと思います。あと、少し人見知りです。自分ではまじめにしているつもりですが、ちょっと抜けているところがあるかもしれません。

 練習のときは、「どうせやるなら自分の身になるように」をモットーに頑張っています。

ーー競輪選手として叶えたい夢はなんですか?

 松浦悠士さんのような競輪選手を目指しています。

 でも、一番近い目標はやはり兄。兄と一緒にGI決勝を走りたいです。


 競輪界で目覚ましい活躍をみせている兄・松本秀之介選手の背中を追って養成所生活をスタートさせた秀之慎さん。ファンを唸らせる、アツい兄弟連携に期待したい。

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