2023/06/04(日) 22:30 0 2
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で3日から「PIST6 Championship」の「ファーストクォーター」ラウンド9が開催された。自身2連覇を飾った河端朋之に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
ーー決勝レースを振り返っていかがでしょうか?
河端:よく警戒されて後方に置かれるレースが多い。今回は警戒されるがゆえに、周りがみんな動いて自分にとってはいい展開になりました。
ーーどのあたりに気をつけて走りましたか?
河端:強い選手ばかりで流す余裕もなかったし、見る余裕もなかったですね。気を抜くことなく最後までしっかり踏みました。
ーータイムトライアルではPIST6初の9秒台も飛び出しました。
河端:目標にしてきた9秒台(9秒966)を出すことができたのは素直にうれしいけど、記録は記録なので抜かれる。一番最初に出しただけで若い選手たちも強いですからね。でも、少しずつ身体のコンディションは戻っているんだと思います。歳はとっていく一方なので、ハロンはさらに上を目指していきたい。
ーー競輪でも上向きムードですが、目標はどのあたりに置いていますか?
河端:グレードレースで結果を残したい気持ちはあるけど、今は走れる喜びが大きいですね。年齢と身体と向き合いながら、まずは記念(GIII)優勝を目指して頑張っていきたいと思います。
ーー河端選手といえば「笑顔」が印象的ですが、笑顔に込めた思いはありますか?
河端:すごくプレッシャーや緊張もあるけど、自分は自転車が好きでこの仕事をしている。楽しもうという気持ちを持って、いつも笑顔で臨んでいます!
ーー次回に向けて、最後に意気込みをお願いします。
河端:あの…、さっきサインをするときにペンのインクが手に付いちゃって。そういった失敗をしないように気をつけます(笑)。