2023/05/07(日) 16:15 0 17
平塚競輪「第77回日本選手権競輪(GI)」は7日、最終日を迎えた。9R優秀を走った新田祐大に話を聞いた。
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S級S班の看板を背負って挑んだ当大会。もちろんV候補の一角に名を連ねていたが、組み立てミスが尾を引き二次予選で敗退した。気持ちを込めて挑んだ最終日は後方まくりが届かずに2着までだった。
「嘉永(泰斗)君が仕掛けるところで行くだろうと見ていたが、そのタイミングで一緒に踏めば良かった。もしかしたら交せたかもしれない」と嘉永の先捲りを捕らえられず、唇をかんだ。
「やっぱり二次予選ですね。消極的になったことが決勝に進む道を閉ざした原因。道中は想定内の展開の中で自分が反応しきれなかった。結局、成田さんも一緒に勝ち上がりのレーンから外れてしまいました…」と改めて、二予の失敗を悔やんだ。
次走は13日に控える函館記念。日程が詰まっているが地元地区の開催だけにより一層、気合が入る。
「いつも通りに走るのは変わりないですが、今回の結果を踏まえてより強い気持ちで挑みます」と挽回のシリーズへ仕切り直しを誓った。(netkeirin特派員)