2023/05/05(金) 19:15 0 16
1走目の「特選競走」は勝っても反省ばかりだったが、1日空いて行われた「ゴールデンレーサー賞」は納得の仕上がりになったようで、ハコ差し1着ゴールに満面の笑み。
「新山君が強かったのが一番ですけど、僕自身の感じもだいぶ上向いています。サドル、ハンドルを全部いじって体の使い方も見直したら、万全に近い状態になりました。これまでの競輪人生でGIの優秀競走を勝ったのは初めてなので嬉しいですね」
勝負の準決はプライベートでも仲良くしているという渡邉一成との連係。
「一成さんには昔から世話になりっぱなし。僕が初めてダービーの決勝に乗ったのは2017年の京王閣なんですが、その時の準決で連係したのが一成さん。当時の一成さんは雲の上の存在で、レースが終わって『僕だけ(決勝に)乗っちゃってすみません』って感じでした。今日の走りを見ても一成さんはだいぶ仕上がっているので、全面的に信頼してマークします。今度は2人で勝ち上がりたいですね」
守澤とは別のタイミングでメンバーを見た渡邉は「アイツとは点数差がありすぎる。目標が俺で申し訳ない(苦笑)」と少し複雑な顔をしていたが、守澤自身はそんなこと全く気にしていない感じだったし、頼れる先輩を最大限援護してゴール前勝負に賭ける。(アオケイ・長谷川記者)