2023/05/04(木) 19:45 0 6
先行職人として人気が高く、直近12場所は1着6回、2着5回、3着4回、着外21回と、依然として多くの車券貢献を続ける善方政美。現在通算395勝で400勝も目前なわけだが、こんな選手でも代謝ボーダーに入ってしまう。
それでも前回は417で点数アップ。
チャレンジ7レース制ということで初日4着ながら準決進出はならなかったが、「それが良かったのか悪かったのか」という2日目選抜は先行1車で逃げ切り1着。
最終日は7着も「オールドルーキーの日本代表(スケルトン出身の近藤圭佑)に飛び付けそうだったし、少しは対応できた」と話すなど、とても代謝ボーダーにいる選手とは思えない活躍ぶり。
「最終日の一般戦で(大きい着を)叩いたりしているからね。今回も点数を上げられれば。前回の成績なら大丈夫かって? それを続けられればね。バンク中心にモガいてきた。地元だし頑張る」
だいぶ前だが、同じ福島の石井洋輝-前川大輔と地元で優出した時も後ろは回らなかった。結果は自力勝負して7着。見ている側からすると、3番手の選択をすれば2、3着があったかもしれないし、その後も後輩を使って恵まれるケースだってあったかもしれない。ただ、これが善方のスタイルだ。
初日は3レースで高本和也との2分戦。
「いつも通り先行含め自力」と今日も新人相手に真っ向勝負。(アオケイ・市川記者)