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【日本選手権競輪】ラインで確定板を独占し、ホームを沸かせた松井宏佑

2023/05/02(火) 17:00 0 2

平塚競輪「第77回日本選手権競輪(GI)」が2日に初日を開催。一次予選9Rを走った松井宏佑に話を聞いた。
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「間髪入れずに叩いて出ました」と語る松井宏佑

 地元・平塚ホームの松井は風を切り裂く痛快弾を放ち別線をきりきり舞い。番手の松坂洋平に差されたが2着に踏み留まると、3着に3番手の内藤秀久が粘り込みラインで確定板を独占した。

「押し切ろうと思い夢中で踏んだから後ろの状況がわかっていなかったけど、洋平さんは自力もあるし差されて2着かなと思った。内藤さんが3着かがわからなかったけどレース後に(内藤が)すごく喜んでいたので『あ、3着だな』と。うれしかったです」と快心のスタートに胸を張った。

 平塚は「高速バンク」との異名があり、スピードが乗ると一気に流れる。松井は地元の特性を体に染み込ませて力いっぱい踏み込んだ。

「すかさず行かないと踏まれてややこしくなるし間髪入れずに叩いて出ました。バックの向かい風をもろに浴びたけど、あれを踏んでおかないとまくられるので、緩めることなくかなり踏み上げた」

 地元トリオの連独占にスタンドも沸いた。初日一番の大歓声に松井はもちろん、松坂と内藤も手を掲げて応えた。3人の活躍がこの先の南関勢の大きな活力となったはずだ。(netkeirin特派員)

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