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【大楠賞争奪戦】あの時の悔しさを忘れていない佐藤礼文

2023/04/23(日) 19:45 0 9

武雄競輪場の「大楠賞争奪戦(GIII)」は23日に2日目を開催。3日目10Rを走る佐藤礼文に話を聞いた。
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「(状態は)いいと思います」と佐藤礼文

 二次予選8R2着で準決勝進出を決めた佐藤礼文。S級S班の新山響平ラインの3番手から、直線で前の神山拓弥を外からかわす価値ある内容だった。

「新山君が前日に番組を見た瞬間に"突っ張りますよ"って言ってくれて。さすがですよね。後ろが他地区なのに。そのとおりに走ってくれたし、強かった。神山さんは体が大きいから風をずっと浴びていたんですよ。僕はそのおかげで楽に追走させてもらった」

 新山が前受けから猛然と突っ張って別線を蹴散らした。佐藤は昨年1月の大宮記念以来、2度目のGIII準決勝進出。

「これで(状態が)良くないと言ったら怒られちゃうでしょう。いいと思います。大宮記念は4着で悔しい思いをした。あの時はS級に上がりたてだったけど、1年以上、S級で走って流れとかもつかめてきた。あれよりもいい成績を残せば決勝に乗れる。頑張りたいですね」

 準決勝は10R。二次予選でラインを組んだ新山とは今度は敵として戦う。動き上々の河合佑弥に託して初の記念決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)

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