2023/04/23(日) 18:30 0 9
新山ライン3番手の佐藤礼文がS取りに成功すると新山は前受けからのレース。赤板で金ヶ江勇気を突っ張って丸2周駆け。別線を完封し、なおかつ番手の神山拓弥も一杯になる力強い走りで逃げ切りゴールを決めた。
「相手次第で突っ張りは考えていました。突っ張ってからはペースですね。ラインで決まって良かった」と涼しい顔で会心のレースを振り返る。
ここは直線が圧倒的に長く、先行屋泣かせのバンクだが新山は「風もあったし先行は確かにキツいけど、自分の持っている武器で闘おうと思っている」とあくまでスタイルは崩さない構え。
「体調がちょっと良くないのでそこは気になるけど、脚とかは問題ない。(準決に向けて)しっかり睡眠を取って頑張ります」
完全に立ち直った新山。初日も着以上の強さだったし、準決も先行勝負で結果を出す。(アオケイ・石濱記者)