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【松戸競輪・ナイター】更なる高みへ!嘉永泰斗

2023/04/09(日) 17:30 0 7

松戸競輪場では10日から「富士通フロンテック杯(FI)」が開催される。12レースのS級初日特選に出走する嘉永泰斗に話を聞いた。
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「準決勝は外さないように頑張っていきたい」と話した嘉永泰斗

 熊本、いや九州の顔になりつつある嘉永。3月のウィナーズカップGII(別府)では、特別競輪初優出(7着)を決めた。勢いは止まらない。

 前走・四日市G3では決勝で浅井康太を率いてワンツー、浅井の地元優勝に貢献。これには「決勝で地元選手をつけて、自分の思い通りのレースができた」と本人も納得の表情。

 特別競輪で決勝の舞台を経験して感じたこととは。
「シンプルに力の差を感じた。GIでは準決勝止まりだし、GIでも決勝に乗りたい気持ちは強くなった。とりあえず準決勝は外さないように頑張っていきたいですね」と更なる高みを目指す。

「もともと自分は9車が得意だし、グレードレースの流れには慣れてきた。レースでは後手を踏まないように詰まったらいく。できるだけ流れるようにいくことを意識。将来的には郡司浩平さんや古性優作さん、松浦悠士さんたちみたいに何でもできる選手になりたいとは思っています」とビジョンを描く。

 ここ数年での目覚ましい活躍の要因について「以前は腰痛の影響で状態に波があった。その波が小さくなり、しっかり練習して底上げができているのが大きいと思います。熊本競輪場が来年の秋には走れるようになる。地元記念の一発目で活躍したい思いは強い。やっぱり地元記念はGIと同じぐらい、いや、それ以上のものだと思っているので。ゆっくり確実に積み重ねていきたい」と語った。

 九州地区は才能に溢れた若手が豊富。そのひとり、次世代のバトンを託された嘉永の描く成長曲線はまだまだ上昇中だ。(アオケイ・八角記者)

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