刈込奈那が前で受けるとその後ろをしっかりとキープ。徐々に車間を空け、村田奈穂の仕掛けを合わせるかのように2角まくりを決めた。

　今節のシリーズ上位の1人である鈴木奈央がピタリと後ろにいたが、その追撃を振り切ったプレーは値打ちがあった。

「刈込さんが逃げるだろうし自分は先まくり、もしくは自分の持つ距離を測って仕掛けようと決めていました」

　勝因は鈴木や村田より前にいられたことで、刈込を追うテクニックも的確だった。

「車間を切るとか細かい動きが苦手で、最近はその練習を多く取り入れていたんです。今日は練習の成果が出ました。自分の良さがさせたレースだったと思います」と喜んだ。

　2日目は6Rガールズ予選2に登場する。初日に続き、はつらつとしたプレーで見せ場を作る。(netkeirin特派員)