3月20日、別府競輪場で行われたウィナーズカップ(GII・3日目)の準決勝(12R)は、捲った嘉永泰斗(24歳・熊本=113期)が1着、追い込んだ福田知也(40歳・神奈川=88期)が2着、追い込んだ脇本雄太(33歳・福井=94期)が3着に入った。3連単は④-⑧-①で583,810円という配当だった。

　レースは打鍾前で先頭に立った吉田有希(21歳・茨城=119期)がペースを上げて先行し、嘉永が4番手、脇本は車間の空いた8番手という隊列で最終周回に入る。嘉永はホームからの反撃を開始し、バック過ぎに吉田を捕らえて先頭。その後ろがもつれて4名の落車が起きる中、あおりを受けなかった嘉永が1位入線して決勝進出を決めた。

　落車したのは平原康多(40歳・埼玉=87期)、荒井崇博(44歳・長崎=82期)、山口拳矢(27歳・岐阜=117期)、小松崎大地(40歳・福島=99期)の4名。平原と山口は再乗し、荒井と小松崎は棄権となった。