2023/03/12(日) 22:45 1 38
松山競輪場で行われているナイター競輪「金亀杯争覇戦(GIII)」は12日、最終日を迎えた。12Rの決勝戦は伊藤颯馬不発の展開から山田庸平が自力にチェンジして自身二度目のGIII制覇。ここでは優勝した山田と2着松本貴治、3着福田知也のレース後インタビューを紹介したい。(netkeirin特派員)
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1着 山田庸平
前がもつれていたし、自分も半周くらいの捲りなら持っているので、ああなったら外に持ち出して仕掛けようと。最近は自力であんまり進んでいなかったので、どうかな〜と思いながら半信半疑でした。
最後も勝ったかどうか分からないままゴールした感じです。これでGIIIの優勝は2回目。1回目(2022年の佐世保記念)は先輩(中川誠一郎)に獲らせてもらって、2回目の今日は後輩との連係からだし、次は自分の力で動いて獲れるように。
このあとはウィナーズカップ、武雄記念、ダービーと大事なレースが続いていくので、そこに向けてしかり頑張っていきたい。
2着 松本貴治
ジャンのところ(渡邉一成が叩いた場面)は追わなかったというより追えなかった。すごいダッシュだったので…。終わってみれば庸平さん任せのレースになっちゃいましたね。
最後はチャンスだと思ったんですけど、2センターで後輪が跳ねちゃったのもあって…。あそこでもうひと伸びでいたらGIでも戦えていると思うし、今の自分に足りないのはそこですね。
3着 福田知也
課題が明確に見えました。余裕を持って付いていたつもりだけど、あれで伸びきれず行かれちゃうんだからまだまだということ。しっかり付けきってニュートラルに入れて1回2回仕事してから前に踏む脚。
これがあれば上のクラスでも通用すると思うし、帰ってから練習のやり方を考えます。これも勉強ですね。いや、勉強じゃない、脚か(苦笑)