前場所の前橋は金澤の先行に乗った小橋が西岡拓朗の内をすくわれながらも凌いで優勝している。連係抜群の2人が勢いをそのまま持ち込み久留米バンクに登場だ。

　小橋は「竜二とはレース前に細かい話し合いとかは無い。その場、その場の判断が絶妙にうまくて、ここ5か月で3回も優勝をさせてもらっているんです。相性いいどころかもう前世でつながっていたんだと思うほど(笑)」と昨年11月京王閣、12月前橋、そして前場所と、これでもかと好連係を重ねる金澤には頭が上がらないどころか「兄(幸司)とは？ それ(笑)。幸司とも相性が良くて、自分の1着率がすごく高い」と金澤兄弟との強烈な結びつきを示した。

　金澤は「また差されるのか(笑)」と冗談めかしながらも「ホント、決まりますよね。いい流れはいい流れ。すんなりと出切れれば戦えると思います」と好相性を自覚しており、北コンビが自信を持って本線撃破に挑む。(netkeirin特派員)