2023/03/05(日) 14:15 0 1
ここは矢口啓一郎との2車ライン。3番車の高橋は号砲が鳴るとポンと飛びだして前を取り矢口を迎え入れた。
「取れればって感じで。中団か前でしたね、やれることはできました」。大先輩である矢口に託した以上、できる限りのことをやるのが後輩の追込選手の務めだ。
初日特選の失敗も高橋の気持ちを高めた。
「矢口さんの3番手で離れてしまったのが頭にあって。落車明けの復帰戦だったから、ガシャンって音がするとビビってしまって…。だからこそ準決は頑張りたかった」とのこと。終わってみれば矢口のテクニック駆けに食い下がり、両者のワンツーが決まった。
決勝は初日特選と同様に矢口-矢島一弥の群馬コンビの3番手。今度は持ち場を守り切り、関東勢で上位争いを演じてみせる。(netkeirin特派員)