1番車:脇本雄太

編集部　準決勝は早めの巻き返しだったと思いますが、レースを振り返ると？

脇本　いつも通り、前受けをさせられてから、引いて立て直す形だったのですが、思った以上に眞杉君の僕への注目度が高かったのか、仕掛けが遅かったので、その分、僕もしっかりと勝負したいなという風に思っていましたね」

編集部　最終HSでしっかりと叩き切りました。

脇本　はい、そのあたりは勝負に対する気持ちが上回っていたと思います。ただ、僕自身はラインで決まるかどうか不安なくらい早めの仕掛けでした。決まるかどうかの心配はあったのですが、そのあたりは古性(優作)君がうまく連係を決めてくれるかなと。そこは、信じていましたね」

編集部　ここまで3走して、決勝に向けては？

脇本　初日、2日目に比べても、自分の中の感覚はどんどん悪くなっています。その中でも、
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6番車：香川雄介

編集部　まずは準決勝の振り返りをお願いします。

香川　たぶん松浦(悠士)もそう思っていたと思うけど、町田(太我)君は先行するしかないと思っていました。あとは、松浦がどうやるか。その松浦の動きに、僕が巧く対応しなければならないと思っていました。でも、(渡邉)雄太と絡んでしまって、前とも離れてしみ、どうしようもなかったです。ただ、そこからは自分の中では前を追えていたと思います。前を追っていた、ただその記憶しか残っていないのですが、ずっと射程圏の中には入っていたので『もしかしたら』とは思っていましたね。

編集部　そして、3着で決勝進出です。

香川　ね！ 分からないもんですね。俺みたいなオッサンがね。

編集部　ここまでの3走はいかがですか？

香川　前半は若手との力の差にがく然としましたが、それなりにリカバリーもできていました。今日も離れてしまったけれど、自分らしいレースはできたと思います。

編集部　昨年末は落車が続いてしまっていましたが、影響なかったですか。

香川　落車は関係ないですからね。僕は脚がないだけ。落車で調子が悪いということも無くて、ただ…
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7番車:古性優作

編集部　準決勝は脇本雄太選手との連係でラインの上位独占が決まりました。

古性　脇本さんがめちゃくちゃ強かったです。長い距離を踏んでいたと思いますし、自分は後ろから来たら、止めようと思っていました。しっかりと追い込めたとは思います。

編集部　ここまで2着・1着・1着の勝ち上がりです。

古性　味方に助けられていると思いますね。

編集部　では、ご自身のコンディションは？

古性　普通だと思います。普通ですが、
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