当大会の選考基準に「各都道府県における開催時S1在籍の平均競走得点第1位の者」とあり、地元の1番手として選出されたのが山中だ。しかも地元からはただ１人の出場とあって、期待を一身に背負う事となる。

「今年に走って最初の頃は緊張をしていたけどだいぶほぐれました。段々と本番を迎えるなと気持ちが入ってきたし、遠征から帰って地元で練習をすると、やっぱりここは走りやすいと感じます」

　今大会には目標もある。現在、299勝を挙げており節目の300勝にリーチをかけているのだ。有形無形の地の利を味方に付け、一次予選8Rは犬伏湧也ー香川雄介の3番手から勝機を探る。(netkeirin特派員)