2021/05/09(日) 17:00 2 8
5月9日、京王閣競輪場で行われた日本選手権競輪(GI・最終日)の決勝は番手から差した松浦悠士(30歳・広島=98期)が1着、外から追い込んだ郡司浩平(30歳・神奈川=99期)が2着、内から追い込んだ佐藤慎太郎(44歳・福島=78期)が3着に入った。3連単は③-②-⑨で3,880円という配当だった。
レースは眞杉匠(22歳・栃木=113期)が主導権を取るかと思われたが、郡司が蓋をして出させず、その間に清水裕友(26歳・山口=105期)が先手を取る展開。清水の番手を松浦が追走、3番手を郡司が取り、その後ろを佐藤が追走する。清水のスピードが良くそのままの隊列で直線へ。直線に入ると松浦、郡司、内を突いた佐藤の争いに。ゴール前は大接戦となるが松浦がわずかにこの争いを制し、念願のダービー王の座に輝いた。
優勝した松浦は、昨年のオールスター競輪(名古屋)以来となる特別競輪4勝目。今年の獲得賞金は1億1249万3千円となった。