競走得点93点台の金澤竜二は、開催によってはシリーズリーダーを務めるほどのA級上位の機動型だ。しかし今シリーズはS級からの降級組が多くあっせんされた影響で、なんと予選スタート。
「いやー、参りましたよ(苦笑)。予選、準決って連勝しても点数が下がりますからね」とぼやきたくなるのも理解できる。
初日は圧倒的な支持を集めたが、楢原由将のまくり追い込みに屈して2着。
「重かったですね」と敗因を挙げたが「思ったよりはやれたし、前回よりは全然良いですね」と感触自体は決して悪くないようだ。2日目の準決5Rでは、競走得点100点超の山田敦也を背に“特選級”のパワーを見せつける。(netkeirin特派員)