アプリ限定 2023/02/04(土) 06:00 0 2
3日時点の「S級・3連対率ランキング」は、山本拳也(32歳・高知=109期)が首位。山本は、27日に最終日を終えた松山競輪「伊藤豊明杯&デイリースポーツ杯(FI)」に出場し、予選・選抜・特選でオール3着となった。
2位の脇本雄太(33歳・福井=94期)は、29日に最終日を終えた豊橋競輪「ちぎり賞争奪戦(GIII)」で優勝し、前週から3連対率と勝率を上げた。和歌山競輪「和歌山グランプリ(GIII)」に続き2場所連続でGIII完全Vに輝いた脇本は、さらに2日に開幕した奈良競輪「春日賞争覇戦(GIII)」に出場。初日特選で2着となり、腰痛のため2日目以降は欠場となった。
3位の古性優作(31歳・大阪=100期)は、前週19位から浮上。古性は、2023年初戦は「和歌山グランプリ」に、2戦目は「ちぎり賞争奪戦」に出場。ともに初日特選と決勝で脇本と連係し4度のワンツーを決めた。現在参戦中の「春日賞争覇戦」でも初日特選で脇本と連係、ゴール前で抜け出し白星発進となった。
3連対率上位で勝率が30%を切っているのは、山本、古性、同率7位の成田和也(43歳・福島=88期)と佐伯辰哉(26歳・広島=109期)、10位の福永大智(24歳・大阪=113期)、12位の山田雄大(22歳・埼玉=117期)、同率18位の大森慶一(41歳・北海道=88期)と中本匠栄(35歳・熊本=97期)。2着、3着で連に絡む確率が高いため、車券投票の参考にするといいかもしれない。
S班は、グレードレースが主戦場となるため車立やメンバーの面で不利ともいえる。上位20位には、脇本、古性、郡司浩平(32歳・神奈川=99期)、新田祐大(37歳・福島=90期)、守澤太志(37歳・秋田=96期)の5名が入った。
最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます
S級・3連対率ランキング(2023年2月3日時点/直近4か月)
※太字はS班、赤字は勝率30%未満
順位 | 選手名 | 3連対率 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 山本拳也 | 100 | 0 |
2 | 脇本雄太 | 94.1 | 82.3 |
3 | 古性優作 | 88.8 | 27.7 |
4 | 中野慎詞 | 85.7 | 85.7 |
5 | 中田雄喜 | 83.3 | 66.6 |
5 | 郡司浩平 | 83.3 | 50 |
7 | 成田和也 | 80 | 20 |
7 | 佐伯辰哉 | 80 | 0 |
7 | 太田海也 | 80 | 50 |
10 | 福永大智 | 78.9 | 26.3 |
11 | 新田祐大 | 78.5 | 50 |
12 | 守澤太志 | 77.7 | 33.3 |
12 | 山田雄大 | 77.7 | 22.2 |
14 | 伊藤信 | 76.9 | 30.7 |
15 | 村上博幸 | 76.4 | 41.1 |
15 | 石塚輪太郎 | 76.4 | 58.8 |
17 | 松井宏佑 | 76 | 32 |
18 | 大森慶一 | 75 | 21.4 |
18 | 中本匠栄 | 75 | 25 |
18 | 眞杉匠 | 75 | 39.2 |
2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。
現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。
3連対率とは?
1着から3着に入った回数を、出走回数で割った確率。この確率が高いほど、3着までに入りやすい。