2023/01/29(日) 18:15 0 60
26日から豊橋競輪場で行われていた「開場73周年記念ちぎり賞争奪戦(GIII)」は29日に最終日が終了した。12Rの決勝戦は絶対王者の脇本雄太が超ド級の逃げを打って完全優勝達成。ここでは優勝した脇本、2着古性優作、3着坂井洋のレース後談話を紹介する。(netkeiri特派員)
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優勝 脇本雄太
久々の豊橋で優勝できてよかったです。さすがにあそこまで誘導が残るとは意外でしたね。その中で自分の持つ距離で踏んで古性君とワンツーを決められたのでよかったです。
グランプリが終わって1か月以上競輪場で練習ができていないし、上積みがない中で人気に応えられたのは嬉しく思います。自分はオッズを見ちゃうタイプでいつも緊張するんですが、その分、力は出ますね。そろそろパンクしそうですが…(苦笑)。このあとすぐに奈良記念があるので、またそこでも精一杯頑張ります。
2着 古性優作
ジャンまで誘導が残っていたから脇本さんの先行になるなと。すごく上手に踏んでいて強かった。ずっとどんどん踏み上がっていく感じ。脇本さんが泳がされることなんてなかなかないから、完全に自分の距離で駆けている感じだった。来ても仕事はできると思っていたけど、後ろがどうなっているかは分からなかった。
1番強い選手がすんなり駆けているんだから、他に出番はないですよね。自分はまだ後ろを回る経験が不足している。間合いを計るところとか経験を重ねて技術を磨いていければ…。
3着 坂井洋
全く動きがなかったのは想定外。セオリー通りに「切って」「切って」があれば、拳矢君にスピードもらうなり、脇本さんより先に動くなりできたと思うんですが…。
脇本さんに1回でも脚を使わせる動きがあれば、タイム的にも行けないわけではなかったと思います。とにかく今日は脇本さんが強くてペースも上手かった。