初日に行われた12Rの特選競走は王者の脇本雄太が慌てず騒がず7番手から捲り圧勝。古性優作もピタリと続き2車単180円の断トツ1番人気に見事応えた。

　レースを終えて引き上げてきた古性は冗談っぽく「脇本さんのせいでまたマークの決まり手が付いてしまった(笑)。(2日目に行われる仮メンバーを手渡し)ほら、見てくださいよ、この決まり手。マーク選手みたいでしょう!?」と言うと、脇本は大爆笑で、「ほんとだ。マークの数字がめっちゃ多い。ま、でも、これもいいじゃん。古性は俺の一番のパートナーで専属トレーナーだから。これからも頑張ろう！」

　2人のこういう場面を見るのはすごく新鮮で、改めてお互いがお互いのことをリスペクトしているのが伝わってきた。平原康多と武田豊樹、松浦悠士と清水裕友などなど、今まで数々の『名コンビ』が生まれてきたが、間違いなく脇本雄太と古性優作が過去最強のタッグだろう。(アオケイ・長谷川記者)