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【前橋競輪・ナイター】今節のレース展望!

2023/01/26(木) 17:45 0 3

前橋競輪場のナイター競輪「CTC杯(FI)」は28日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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今節シリーズリーダーの吉田有希

 今、関東の徹底先行の2枚看板は眞杉匠吉田有希。その吉田有希が今節参加してシリーズリーダーを務める。吉田兄弟の中でも、話の面白さには定評があり、ポッチャリ体型と、おじさん顔なのも憎めない。昨年以上に、特別競輪で活躍して、記念の1個や2個は楽に取れそうだ。赤板前からの2周半の突っ張り先行も視野に入れる。親王牌ならともかく、FI開催なら、スタミナからも十分可能だ。

 番手は地元の木暮安由。年齢的な衰えより、昨年は落車に泣かされた。踏み出しで千切れるケースや、4角から前を抜けないレースも多くなってきたが、まだ老け込む年齢ではない。元祖サーカス相撲で名前を売った選手だし、今年はアグレッシブさも取り戻したい。

 南関ラインは大石剣士内藤秀久の連係が中心。深谷知広静岡に移籍して、静岡の自力選手のレベルが上がっている。大石剣士は昨年、大きなヒットはなかったが随所でパワーを見せていた。内藤秀久は、昭和の時代に生きていれば、あの勝負根性とマーク技術はもっと活きていたはず。

 北日本は嵯峨昇喜郎永澤剛青森コンビ。嵯峨昇喜郎は怪我で調子を崩したが、だいぶ良くなっている。永澤剛は泣きのコメントで有名だが、タテヨコ共に鋭い。当地のFIで優勝もあり、もっと自己主張しても良い選手だ。

 近畿は昨年、地元の高松宮記念杯で古性優作の為に男になった岡崎智哉神田紘輔が連係策。この2人も混戦なら一発を秘める存在だ。

 中部は川口聖二松岡篤哉岐阜勢で、準決は共に、そこそこ人気になるだろう。

 A級戦は、ドームの申し子と呼ばれた稲村成浩がS級から無念の降格。S級時代から、地元戦に合わせて脚を作ってくる選手だし、格の違いを見せる。ただ、関東の自力選手が水森湧太ぐらいで、そこは不利な材料。もしかしたら、久々に自分で外を踏み込む展開もありそう。

 前期S級の谷口友真は負け戦なら一発あった選手。今節のメンバーでは一番機動力がある。

 動くレースが少なく、負け癖が付いていた會澤龍もA級戦なら一変しそうだ。

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