2021/05/06(木) 10:30 0 0
能力の高さを生かし切れないレースが続いていた藤野竜也だが、勇気を持って仕掛けた準決勝では巧者・浦山一栄を封じた。
「浦山さんは強くて上手だし、翻弄されないように“引いてカマシ”と決めていた。僕にしては珍しく先行できました(笑)。勇気を持って仕掛けて良かったです」。
伏線は前回前橋(WINTICKET杯)の初日にあった。今回と同様に鰐淵圭佑を背にした一戦は、藤野のかかりがひと息であわや別線にまくられそうになったが、鰐渕正利が好ブロックでまくりを止めてライン決着が決まった。その時の鰐渕の『後ろに仕事をさせて、シンプルに駆けた方が良いよ』という言葉も大きく影響したようだ。
「後ろが鰐淵さんで安心感がすごかった。ワンツーが決まってうれしいし決勝も頑張りたいです」。
再び鰐渕を背にする藤野は、決勝でも果敢に風を切るつもりだ! (netkeirin特派員)