2023/01/18(水) 18:15 0 8
大宮競輪「東日本発祥倉茂記念杯(GIII)」は19日、初日を迎える。12RのS級特選を走る平原康多に話を聞いた。
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相撲で言えば40歳の力士は珍しい。サッカーでもワールドカップに出場するには全盛期を過ぎている年齢だし、プロ野球でも当然厳しい。見た目の若さと違い、平原康多も40歳。武田豊樹も50歳になり、神山雄一郎も54歳で関東の重鎮達は元気一杯だ。
平原康多は「特殊な競技だし、漢字の競輪だから通用しているけど、いつまで持つんだろうね(大笑い)。今回、弟の啓多と初めて一緒の開催だけど、彼には特別競輪の常連になって欲しいよ」。仮に全盛期を過ぎたとしても、人間の巡り合わせだが、関東の若手自力選手が育ってきた。眞杉匠、坂井洋、吉田有希がいれば、あと10年は安泰だ。
さっき、記者席で話していたが、もし中部にいたら平原康多が、どう立ち回るか興味深い。孤軍奮闘で自力でやるのか、近畿と友好条約を結ぶのか、今回の記念でなく、時間のある時に、ゆっくり聞いてみたい。(町田洋一)。