2023/01/18(水) 09:45 0 2
レースは吉田勇気とのニ分戦。1番車に番手の橋本祐司がおり自身も3番車とあって、スタートを決めてしまえばかなり有利に運べそうな組み合わせだった。それは、いわゆる“前を取ってぜんぶ突っ張る”ができるから。それがまさかのスタート失敗。4番車の安藤雄一にさらりと決められて後ろ攻めとなった。
「予定外でした。橋本さんが吉田君に踏み勝っていたので“ああ、大丈夫だな”と思っていたら青い人が外から伸びてきて、アレってなりました」
安藤は1歩目の踏み出しには定評のある追込型で、普段から機動型にS取りを頼まれる事が多い。橋本も「安藤さんのスタートが早いの、知っていたんです。自分が取っていれば須々田(大昇)さんとラインで決められたかもしれなかったのに…」と悔しがった。
それでも長谷川は焦る事なくまくり、橋本とワンツーを決めたが「ライン3人で決められなかったし今日の内容は30点!」と反省した。
「初日は向こう(吉田ライン)の思い通りの展開にさせてしまった。準決は自分のレースをします」と内容と結果の両面をにらんだ走りで2日目へ向けて挽回を誓った。(netkeirin特派員)