121期生で唯一全ての記録会でゴールデンキャップを獲得した村田祐樹。昨年の8月に9連勝で1・2班戦に特別昇班し、その後もコンスタントに決勝入りとしっかり結果を残している期待のホープだ。

「今回が初の師弟斡旋(宮越孝治)。下手なレースはできないですね。宇都宮を走るのは初めてだし、500バンクもルーキーシリーズの大宮以来。それでもいつも通り積極的に仕掛けていきます」と長走路を苦にしない様子。

　そんな村田に今年の目標について問うと「自分は一戦一戦を大事に積極的にバックを取る競走を心掛けているので具体的な目標はないけど、まだ1・2班戦では完全優勝出来ていないのでそれが目標ですかね。特昇とかも今は全然考えていないです」と謙虚に話してくれた。

　初日はワンツー実績もある鷲見逸喜との連係。着だけでなく内容にも拘った走りでライン決着に導く。(アオケイ・松野記者)