2022/12/30(金) 19:00 0 16
決勝は3着に終わったが、2022年は確かな成長を見せた。確定板は56回で3連対率は58.5%、FI・FII開催では決勝の常連となり優勝3回、デビュー3期目だが今後の飛躍が期待される。
今開催は同期の濱野咲が代謝制度の適用により引退。「養成所からずっと一緒の仲間だったので寂しい、それだけです…」と言葉少なに語った。
飯田にこの1年を振り返ってもらうと、父・飯田威文(51歳・埼玉=67期)から「びびって行かないより力を出し切った方が良い」のアドバイスが心に響いたという。「少し小さな競走になっていたので、開き直って走ることが出来ました。力を出し切るレースを増やしていきたいですね」。
養成所時代にはゴールデンキャップも獲得した飯田だけに今年の成績にも満足していない。
「デビュー前はもっと勝てると思いましたが、甘くなかった。レース展開に緩急があり、シビアだなと感じています。自分はレースが上手ではないので、場数を踏んで慣れていくしかないですね。大きなレースでは着に絡めていませんし、トップ選手と差を埋めるために練習します」と語ってくれた。
プライベートを聞くと「賞金は結構使います(苦笑)。車…フォルクスワーゲンのシロッコを買いました。買い付けに愛知まで行ったんです。格好いいし速いし他人と被らない」とお気に入りの様子。
2023年はさらに強くなって賞金を稼ぐ飯田の姿が見られそうだ。