山田祥明は97期生ながら43歳と遅いデビュー。
その経歴を聞いてみると、「まず海上自衛隊で働いていて潜水艦に乗っていました。3年間務めましたかね。次はNEXCO。高速道路で黄色い車が走っていますよね。あれに乗って高速道路の状況を見たりしていました。そこも3年くらい働きました。選手になったきっかけは元々、趣味でロードとか乗っていて、高校の同級生に競輪選手の息子がいて、それでやってみればって。それで選手になって13年です」という。海底、そして高速で仕事をして競輪選手に転身したとは異色の経歴だ。
初日は売り出し中の常次勇人の番手。チャンス十分の位置となった。(アオケイ・伊藤博記者)