2022/12/23(金) 18:30 0 3
S級1班で第一線で活躍している内藤は来年の3月で52歳を迎える。新人記者の私からは検車場での様子や普段のレースを見ている限り50代には見えない。年齢を感じさせない選手のひとりだ。
そんな内藤の近況を聞いてみると「青森記念が終わってから体調を崩して、その後の松坂記念(最終日)で失格。これはかなりキツかったね。10月から感じもあんまり良くなくてね。2場所前の高松記念は良い感じもあったけど、その後(前走)の静岡はあんまりだったね」と苦笑いを浮かべながら話す内藤。
「今はいかに疲れを残さないようにするか、この年になると練習して疲れちゃうからね。もっと練習をしたい気持ちはあるんだけどさ」
「まだ記者さんは分からないかもしれないけど、あと2、30年経ったらこの気持ちが分かるよ」と話す内藤にタジタジであった。
『泣き』の言葉が多かった内藤だが、今回は新フレームである可愛らしいパステルグリーンのフレームを持って登場。
フレームについて聞かれると「いやぁ…思った色と違ったんだよね。モスグリーンみたいなもっと渋い感じの色を想像していたんだけどさ。一応、前使っていたフレームも持ってきたけど、しばらくは新車を使ってみる予定」とのこと。
「その色、可愛いなと思いましたよ!」と記者が伝えると「ははは!そりゃ良かった」と最後に困ったような笑顔を見せた。
初日特選は山崎芳仁の番手。
「山崎君とは何十回と連係しているからね。信頼をしているし、まずは離れないように。あとは、今開催無事に走り終えること!」と締めくくった。
『泣き』から入った内藤だが、ベテランの技と新フレームで今年最後の今開催を良い形で締めくくって欲しい。(アオケイ・宮本記者)