2022/12/23(金) 13:45 0 5
初めて地元記念に参戦の渡邉雅也は初日、開幕戦の1番車に抜てきされた。しかし前々戦が仇となってしまい、内に詰まって無念の一予敗退。
「二予(進出)は最低目標だったんですけど…。力を余して負けてしまった…」と悔しがったが、「悔やんでも仕方ないので。(最終日に)特秀を走れるように気持ちを切り替えた」と2日目に臨んだ。
その2日目は冷たい暴風が吹き荒れる厳しいバンクコンディション。先行勢が苦戦する流れが続いていたが、渡邉は「腹をくくって」ジャン先行すると、そのまま力強く押し切ってみせたのだ。
逃げ切った渡邉はもちろんだが、この走りを喜んでいたのがマークした伊勢崎彰大だった。
「晴智さんには本当に一番お世話になっているからね。小さい頃から知っている雅也とこうやって連係できて、しかもこの風が強い中で先行してもらってワンツー。こんな嬉しいことはないし感慨深いね」
満面の笑みで写真撮影に応じる伊勢崎の幸せそうな表情が印象的だった。(netkeirin特派員)