2日目の5R準決は幸田望夢との2分戦。赤板で誘導を切る際にはヒヤリとさせられた。

「焦りました。イチかバチかみたいになったし。自分が突っ張る分にはいいけど、相手に突っ張られそうな時のカマシになると苦手なんです。もし失格であっせんが止まったらS級が2か月で終わるところだった(苦笑)」と来期S級を半端に過ごすところだった。

　決勝は同期の田口勇介と対決する。初対戦ということで両者のつばぜり合いが勝負の見どころとなる。

「相手も強いし先行にこだわってくると思う。早めになると思うけど… 自分は負ける気が無いので。ラインから優勝者を出したいし、もちろん自分も狙う」と言い切った。来期につなげるハイパワーで、久留米バンクを席巻する。(netkeirin特派員)