2022/12/17(土) 18:15 0 1
前回の小倉で完全優勝を達成した。決勝は一撃狙う根本哲吏がいたが、実質は大石剣士との2分戦の様相だった。打った手は入魂の突っ張り先行だったが、本当の狙いは飛び付きだったという。
「相手が止めたらいつものペース、止めなかったら踏み合いを覚悟していて。その中で考えていたんです。そういう走り方もそろそろやっていかないと。今使う自転車がいいから、そんな気持ちにもなれたんです」
11月の取手から使うフレームがマッチしているといい「これまでは乗りにくいけど進んだけど、今回のは乗りやすいけど進まないフレーム」。
進みは悪くても細かい動きに対応でき、扱いやすいという。タテ脚が落ちても安定感がでてきたそうで、効果はてきめん。取手からわずか2場所で完全Vを達成した。新たな武器を手にした取鳥の攻撃的な立ち回りには要注目だ。(netkeirin特派員)