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【競輪ルーキーシリーズ】競泳からガールズケイリンの川路遥香 待望のデビュー戦は「緊張よりワクワクの方が大きい」

2021/04/30(金) 16:30 0 7

5月1日から「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」が静岡競輪場を皮切りにスタートする。今年3月に競輪選手養成所を卒業した119回生(男子)、120回生(ガールズ)のお披露目の場でもあり、7月以降のチャンレンジレースに向けての注目シリーズとなる。静岡競輪で行われるルーキーシリーズ6RL級ガールズ予選1を走る川路遥香(かわじはるか)に話を聞いた。

川路遥香(かわじはるか)選手。競泳の池江璃花子選手のメンタルは参考にしたいと語ってくれた

 大学時代には競泳フリー(自由形)の選手として国体にも出場。「卒業後の進路に悩んでいた時に父が「競輪選手はどうだ?」と勧めてくれました。ガールズケイリンを実際に見に行き、走ってみたいと思い、願書を取り寄せ受験。合格するとは思っていなかったので驚きました」

 競泳での実績が評価されて適性試験で見事に合格、養成所の成績は21人中10位だが、自転車歴が1年であることを考えると伸びシロは十分だ。

 3月に養成所を卒業した後は、ホームバンクである大宮競輪場で師匠の緒方剛やガールズの先輩や同期ともがいたり、養成所では行っていなかった飛び付きやインからのかましなど、実践を見据えた練習を積んできた。

 目前となったデビュー戦は「緊張よりワクワクの方が大きい。まずは落車せず悔いなく追われれば」と気負いは見られない。「競輪を勧めてくれた父が明日のデビューを楽しみにしていますし、競泳時代のコーチや友人が気にかけて応援してくれているので、良いところを見せたいですね」と語る。将来の目標は「ガールズケイリンを引っ張っていく選手になること」。大きな目標を掲げるニューヒロイン候補に注目だ。(netkeirin編集部)

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