ーー体調を崩してからの復帰戦でしたが、一走してみてどうですか？

　周回はエエんすけど全然、踏み上がっていかんかったっすね。

ーーでも1周半逃げて、堂々と押し切っていますよ。

　行くタイミングが良かったし、ずっと同じペースで踏んでいただけっすよ。

ーーそれは体重が落ちたのが関係しているんですか？

　それもあると思うし、冬でバンクが重たいのもある。色んな事が重なっての事やと思うんですけどね。

ーー初日である程度、自分の感覚的なモノは掴みましたか？

　一瞬ならエエけど、長い距離がヤバいかも。ちょっと身体のダメージが大きかったんでしょうね。走りながら戻していければって感じです。

　競輪祭は病気欠場だった太田。まだ本調子とはいかないようだが、初日は叩いて1周半駆けて押し切った。高松記念は開設68周年大会で自身初の記念制覇を成し遂げた相性の良い開催だし、後半戦ギアを上げて魅せてほしい。(アオケイ・梅田記者)