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【奈良競輪G3・秋篠賞】佐伯辰哉が憧れる存在とは…

2021/04/29(木) 20:30 0 1

奈良競輪「施設整備等協賛競輪 秋篠賞(GIII)」は29日に初日を開催した。明日30日、2日目12Rを走る佐伯辰哉に話を聞いた。

初日一次予選3Rを3着でゴールした佐伯辰哉

 基本は先行の組み立てが中心で、出られそうになったらインで粘るなりして抵抗するのが佐伯の戦い方。以前は叩かれもろい印象があったが、簡単には車を下げない"明らかな覚悟"をレースで示している。

「点数的に半端だから本線のアテ馬に充てられることが多くて。そうなると先行だけではなく、次の手を打てるようにしなければどうにもならない。先行だけじゃないって、相手に嫌がられるような走りを意識しています」

 笑顔を交えて話す口元のマスクはあの守澤太志オリジナル。北日本のSS班との密接なつながりは表立っては特にないようだが、佐伯は「SS班になる前から他地区なのに色々と話をしてくれて。性格、競走スタイル、すべての面で憧れなんですよ」と心酔している。

 余談だが、記者は以前に徳島の高速バスターミナルの待合所でレース終わりの守澤を見かけたことがある。待合所の座席はほぼ埋まっていたが、大きな荷物を抱えた年配の女性が現れると、守澤はサッと自分の座席を譲った。その振る舞いがとてもスマートだったことを記憶しており、佐伯が性格やたたずまいに憧れるのも分かる気がした。(netkeirin特派員)

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