2021/04/29(木) 19:30 0 1
谷口は「初日は大型ビジョンを見過ぎて反応が遅れてしまった。勝負処で駒井(大輔)さんに掬われてしまったし、反省のレースでした」と振り返る。谷口の持ち味はシビアなレース運びと組み立ての巧さ。勝負処ではどんな強敵相手でも全く引かないガッツレーサーだ。しかし、最近はタテ主体に攻めが多く見られる。
本人に尋ねてみると「今まではヨコの動きをやり過ぎて失格が多かった。それで点数(A級2班に上がるための)を取れていなかった感じ。最近はなるべくギリギリな動きを避けてまずは点数を取れるようにしようと思って」と話す。
さらに「新人たちがドンドン上に上がっていったので、強い自力と当たる機会が減った。そこでタテメインの組み立てになったのもありますね」。
来期初の2班への昇班が決まっている男は覚悟を語った。
「最初は点数もないし、支線の3番手を回る番組になると思う。それでは厳しいので自分でやったり強い選手の番手を主張したりして戦って行きたい。今期しっかり点数を取って脚を付けて、来期以降また活躍できるように。厳しいヨコの動きは(上に)上がったらまた解禁しますよ」とニヤついた。(アオケイ・石濱記者)