2021/04/29(木) 19:00 0 0
山本は「三宅伸さんと言ったら僕ら競輪界だけではなく、(岡山の)玉野市民全員が知っている超スーパースター。そんな人を連れて、一緒に勝ち上がれなかったのは大反省」と言うものの、レースは赤板過ぎからずっと外併走。それを凌いでの3着だけに価値はあった。
「今までは兄貴(山本奨)と2人だけで練習をするのが基本だったんですよ。お互いに家も近いので、練習する時は声をかけて一緒に練習っていう感じですね。ただ最近は兄貴に加えて、同期の月森亮輔さんとの3人での練習が増えました。月森さんが入ったことで、練習方法にバリエーションが出たし良い刺激が入りましたね。こう言えるのも、初日は内容を別として、自分でもビックリするくらい仕上がっていたから。こんなのは初めてっていうくらい」と、明るい表情に変わった。
今後他の人とも練習をやる予定があるか尋ねると、「月森さん1人が加わってこれだけ自分の状態が良くなるなら、更に他の人とも練習をやったらSSになれちゃうくらい強くなるかも(笑)」。
現在、小松島競輪場が改修中のため、高松競輪場に徳島勢が集まり盛り上がっている話を振ると、「そこに出稽古に行くのもありかも。マジ、強くなれそう」とまんざらでもなさそうに語ってくれた。山本はもう一段階も二段階もパワーアップしてくれそうな予感だ。(アオケイ・渡辺記者)