2021/04/29(木) 17:00 0 0
逃げ切った初日特選に続き、準決勝は高速まくりで1着。連勝で今年6度目の優勝に王手をかけた。今年は7場所走って5V。前期S級、来期もS級の実力者ではあるが、なかなかここまで結果を出すのは簡単ではない。原因はなんだろうか…。
「動けていますよね。S級だった前期の終盤もいい感じではあった。うーん、痩せたことですかね。ピーク時は90kgだった体重が、現在は75kg。体が軽くなって踏み出しも軽くなった。あとは、阿部将大とか“若手に負けてられない”って気持ちですかね。彼も頑張っているし、強い。僕も刺激を受けていますよ。とにかく落車せずに、このままいい流れで来期のS級に向かいたい」。
シェイプアップとイキのいい若手の存在が好結果に。この勢いなら、S級でも十分に通用するのではないか。その前に、残り約1ヶ月でA級戦だ。今年7場所の内容は、1月から順に松山(TIPSTAR杯争奪戦)で優勝、小倉(CTC杯)で優勝、佐世保(ミッドナイト競輪オッズパーク杯)で優勝、別府(Kドリームス杯)で決勝5着、高知(グッドモーニング900)で優勝、小倉(創刊55周年記念九州スポーツ杯)で優勝、そして別府(チャリロト杯)で準優勝。
なぜか地元の別府だけ優勝できていない。摩訶不思議な成績である。「地元はバンクの特性を知りすぎていて、仕掛けがワンテンポ遅くなったりしちゃっているのかも」と首をかしげる。
今回は武雄。ならば、男子選手ではトップとなる、今年6度目のVはもらったと言っても過言ではない。(netkeirin特派員)