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【久留米競輪・ミッドナイト】選手生活31年目の爲田学「オレは競輪ジャンキーだから」

2022/11/05(土) 12:45 0 3

久留米競輪場のミッドナイト競輪「ウィンチケットミッドナイト競輪(FII)」が4日に2日目を開催。4Rを走った爲田学に話を聞いた。
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漢字の競輪をこよなく愛す爲田学

 前回の広島最終日には果敢にも競り勝負。八嶋稔真の自力1車で後位は初手から3車競りと珍しい展開に。爲田も果敢に参戦したが「始まる前に終わってしまった」と痛恨の落車負傷を負った。

 それでも元気に当ミッドナイトに参戦している。今年で50歳を迎えたベテランは義理人情を重んじ、漢字の競輪をこよなく愛している。

「ラインの信頼関係だよね。初日なんかは、松永真太はしっかり仕事ができるし、山本(浩成)も積極的に駆けるから」とライン3番手を回った。結果は大敗を喫したものの、関係性にスジが通らなければ九州とはいえどもラインを組まないこともある。

「今年31年目。40〜50歳にかけては濃厚な10年だったなあ。家庭の問題があったりさ、S級からA級に落ちたり。それに沖縄に移籍もしたから。40歳のころなんて不惑で惑わされっぱなしだったよ(笑)。それでも結局は競輪が好きなんですよ。オレは競輪ジャンキーだから」。

 目標は少しでも長く選手を続けることだという。
「60歳まで? 佐古(雅俊)さんもいるしね。願わくばやりたいねぇ。走る前の緊張感って、言葉は悪いけど犯罪の前のドキドキ感に似ていると思うんだ。もちろん犯罪に手を染めた事はないよ(笑)。それに勝った後の気持ちの高ぶりとかって競輪選手じゃなきゃ味わえないから。この年齢で気持ちを奮い立たせることがあるのはありがたいし励みになる。まだまだ頑張りますよ」。

 酸いも甘いも嚙み分けたベテランは日々、刺激を受け続けており、まだまだ若々しい。(netkeirin特派員)

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