奈良イー新聞杯・S級決勝。近畿は分かれて地元は元砂勇雪、三谷竜生、栗山俊介で2段駆け態勢。大阪勢は岡崎智哉に神田紘輔で、3番手は福井の渡辺十夢。絶好調の野口裕史だが単騎のハンデ。

　三谷は「来月の地元記念に向けて、まず勝っておきたい。今年は兄弟3人で斡旋が入っている。今後のGI戦線で活躍する為にも、大事なレースが続く」。

　3年前の静岡グランプリの覇者だし、平塚グランプリの感想を聞くと「あの展開なら脇本か平原さんに勝って欲しかった。もちろん、平原さんの判断は難しいし、自分が同じ立場に置かれた時にどう走ったかは分からない」。

　昨年は不本意の1年だったが、怪我がなかった事は前向きにとらえていた。どん底を味わったが、これで、ひるむ男ではない。復活の年にする！