2022/10/21(金) 18:55 0 5
21日、前橋競輪場では『名輪会トークショー』が行われ、名輪会メンバーの井上茂徳会長(佐賀=41期)、山口健治さん(東京=38期)、吉井秀仁さん(千葉=38期)、佐々木昭彦さん(佐賀=43期)が登壇した。
前橋競輪特製、漆黒の「世界基準」と書かれたマスクを着用して登場した吉井さんが「よっ!世界基準のオトコ!」と他の3人から持ち上げられ照れくさそうにしていると、「徹底先行」と書かれたマスクを着用して登場した闘将佐々木さんは「井上さんの前では徹底先行していましたから」と、会場に集まったファンたちをいきなり喜ばせていた。
前橋競輪場の思い出について、吉井さんは「1980年の日本選手権競輪もそうですし、節目の400勝を達成したのもここ前橋(1993年11月)ですから、やっぱり思い入れのある競輪場ですよね」と目を細めながら懐かしんでいた。また、前橋競輪場で開催された記念すべき第一回「読売新聞社杯全日本選抜競輪」を勝利した佐々木さんは、「あれは吉井さんが暴れてくれたおかげです」と隣にいた吉井さんに感謝。吉井さんが失格したことに触れて、会場を笑わせた。
名輪会は現在18名で構成されているという。
井上会長は「コロナ禍でここ数年できてなかったのですが、競輪普及活動はもちろん、児童養護施設を訪ねたり、またその子供たちに競輪場に来てもらったりして、競輪に触れてもらう活動を行ってます。もしその中のうちのひとりでも競輪選手になってくれたら嬉しいですね」。
さらに、同日にトークショーを行った高木真備さんの保護犬・保護猫活動にも触れ、「名輪会もみんな、高木真備さんの活動に“そうだな”って話し合っていたところです」と、動物保護活動も今後は視野に入れているとのこと。山口さんは「高木真備は東京の自慢の後輩です」と嬉しそうに笑っていた。