2022/10/20(木) 17:15 0 8
前橋競輪「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」が20日に初日を開催。初日一次予選・9Rを走った吉田有希に話を聞いた。
▶︎寛仁親王牌特集はこちら
一次予選メインの9Rは圧倒的人気にしっかり応えて神山拓弥とワンツーを決め幸先のいいスタートとなった。
「本当は前を取って全部突っ張るつもりだった。でも前を取られてしまったので。でも先に動いて取鳥さんを出して中団を取ってからは、波を作って落ち着いて走れました。あとは詰まったところと思って」と展開はまくりとなったが、慌てることなくシャープな一撃を見舞った。
今シリーズは「いつもGI、GIIの初日ってテンパって、めちゃくちゃなレースをしてしまうけど今回は落ち着いて走れている」という。
「やっぱり神山拓弥さんが番手だからですね。いつもいい連係をしていて、相性もいい。しっかり追走をして仕事もしてくれるので頼りになるんです」と走りやすい理由は明らかで、本人の気持ちも上がりっぱなし。
頼れるアニキの存在が吉田のレースを熱くさせる。この先、勝ち上がりでの連係が楽しみだ。(netkeirin特派員)