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【小倉競輪】最終BSを取ってしまい山本拳矢が慌てた理由は

2021/04/23(金) 12:10 0 0

小倉競輪の「トータリゼータ熊本杯」は22日に初日を行った。6Rを2着で勝ち上がった山本拳矢に話を聞いた。

苦笑いをする山本拳矢

 江端隆司の後ろが競りで山本はもつれを目掛けて一気にカマした。最後は失速したものの2着に粘り込んだ。一見、会心のレース運びと感じたが本人は舌を出して苦笑い。「あ〜バックを取ってしまった!兄弟子の森岡正臣さんからは『戦法的にお前はバックを取るレースをするな』と言われていたんです」。

 山本の持ち味はダッシュ力を大事にした切れ味重視の走りで、狙った決め打ちの自力よりも不意打ちの自在戦の方が強い。森岡は恐らく、長い距離を踏む事に適していない山本の適性を見抜いていたのだろう。

「バックを付けてしまい自力の番組が増えるでしょうね…」と代償は大きかったが「まあ、逆に受け取れば体が自然と動いているし状態がいいってことでしょう」と前向きにとらえていた。(netkeirin特派員)

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