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【蒲生氏郷杯王座競輪】どん底状態の黒田淳「それでも挫けずにやっていく」

2022/10/09(日) 12:15 0 1

松阪競輪の「蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)」は9日、3日目を開催中。1Rの一般戦に出場した黒田淳に話を聞いた。
▶︎最終日松阪3R出走表を見る

「(スランプは)誰もが通る道だと思うし、挫けずやっていきますよ」と話す黒田淳

 競走得点104点を有する格上のS1レーサー黒田淳だが、今節は精彩を欠いている。この日は前受けから「流れで」先行したラインの3番手に飛び付くも、そこから見せ場を作れず4着。これには本人が一番ガッカリしており「いい時ならアタマまでいっていたかな。あれで3着に入れないのは…。そもそも、記念の3日目に一般戦を走ったのが初めてだったんです。残念だけど、これが今の力ってことですよね」。

 スランプの原因はハッキリしている。
「6月の岐阜でギックリ腰を発症してしまったんです」。その後も成績はある程度まとめているが「正直、3か月以上納得いくレースができていない。決勝に乗れた高松は3日間、踏み出しで遅れていたしたまたま。(8月の)向日町で決勝に乗れた時は良くなってきたのかな、って思ったけど次の前橋で落車して、また振り出しに戻ってしまった」と悔しそうに語った。

 それでも悲観した様子はない。
「腰はもう大丈夫だし、あとは練習ができるようになってくれば。(落ちる所まで落ちて)あとは上を目指してやっていくだけ。(スランプは)誰もが通る道だと思うし、挫けずやっていきますよ」。

 現状は苦しんでいるが、いずれは必ず復活してG戦線を賑わせてくれるはずだ。(netkeirin特派員)

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