2022/10/04(火) 14:45 0 0
初日の予選は1Rに登場。マークする中園和剛と人気を二分する形だったが、ロングまくりを差されてしまって2着でのスタート。それでも仕掛けどころはバッチリだったし、スピードの乗りも文句なしだった。追い込み有利の立川バンクでなければ、1着でもおかしくはないレース内容だった。
「中園さんと決めたかったし、行けるところからと思っていた。捲ったのはよかったけど、4角を回ってゴールがあんなに先だったとは…。遠かったですよ(苦笑)」と振り返る。
勝負どころの準決勝の並びは巴直也-高橋隆太・藤田周磨-岡本大嗣-須賀和彦・谷元奎心-三宅旬となって2対3対2となった。
「前回の小倉は4着4着5着だけど初日はもがき合い。最終日は別線が3角から番手捲りでツキがなかっただけで、脚自体はよかったんです。自分の中での競輪の美学は『長い距離を踏んで勝つ』なんですよ。それのために色々とやっていたら軸がブレてしまった。それを一つ一つ修正していくのが今の課題なんです」と説明してくれた。
「初日は1レースという事で少し体が動かなかったけど、1走したのでもう大丈夫。このメンバーならチャンスはあると思うし、一発狙っていきますよ」と締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)